河村市長の身勝手な辞職を止めさせる為に

【平成22年11月定例議会】

≪辞職をする河村市長へ≫

 辞職をする市長にいまさら何を聞いても仕方がありませんが、とりあえず通告をいたしましたので、河村市長は19日の提案説明で市民の皆様に責任感と不退転の決意を持って、この定例議会に臨み、議会の皆様にこの地域の将来をも見据えた上での、建設的な議論をお願いしたいとされましたよね。

 河村市長はリコールが成立できなかった、責任をとり辞職するとする辞職理由は、健全な市政を期待している心ある多くの市民には理解できないことでしょう。リコールの不成立を理由に責任を取って辞職するのであれば、辞職後に再度、市長選挙に立候補する行為は、市政と市民を無視する無責任としかいいようがありません。

 市長は今議会の提案説明理由で「庶民を守る」という政治の役割を放棄したかのような主張が至る所で繰り広げられており、極めて憂慮すべき状況にあるといいましたよね。まさに市長あなたの行為そのものが役割を放棄しようとしているのではないですか?

 先日、議会改革について河村市長に申し入れをしました。これまでも何度となく市長に私は面会を求めましたが、一度も応じていただけませんでした。当選した当初市長は、議員と直接対話するとか、焼酎をいっぱい飲んで議論を交わすとか言っていたのは全部全くのウソでした。
 まさに人の意見を全く聞かない独裁者にしか思えません。

≪海外視察予算≫
 議会改革の申し入れについて市長の見解を2・3お伺いしたいと思います。
 市長は、「減税は、納税者を大切にする政策で、納税者への感謝の気持ちを表す、究極のメッセージで、今まで以上に気持ちよく税金を払っていただくことであると改めて感じている」としました。

 そこでお聞きしますが、市長あなたが提案した6月議会の上海万博の訪問ひとり幾らの予算で提案しましたか?9月のオーストラリア シドニー訪問にひとり幾らの予算で提案しましたか?

 この議案の採決で、議員74対1で私一人だけが反対しました。

 でも議場の議員の多くの皆さんが多分120万円もの予算で提案されているとは気が付かなかったのかもしれません?
 市長あなたは当然提案者ですからご存知ですよね?当然、航空運賃はビジネスクラスでしたよね?今回あなたが辞職をするといわれてから、年末から年始にかけて様々の公的な文書やそれにまつわる作業でどれだけの税金の無駄遣いになるかわかっていますか?リコールの調査にかかる費用や自分勝手な辞職に伴う市長選挙の費用もみんな市民から戴いた貴重な税金ですよ。また、市長の交際費ですが、ドラゴンズのファンクラブの会費を市長の交際費で支出していますよね。あまり聞いたことの無い団体の会費や慶弔費も出していますよね。
 
いったい幾ら出しているか知りませんが、これも全部市民から戴いた税金です。これで、果たして市長の言われる納税者を大切にして今まで以上に気持ちよく税金を払っていただけると本当に思っておられますか?市長の見解をお聞きします。
 
先日の斉藤まこと市議の質問に対して「年収800万円はボランティアかの質問に対して市長は【60才の年収平均が799万円であるので、一般的な庶民の給料だからボランティアだ】とした発言されました。
  

≪ボランティアとは≫

 ボランティアとは、労働の対価や謝礼を受け取らない献身的な行為のことであり、河村市長の言われることは、ボランティアをされます皆様の尊い心に反するものです。活動の対価や見返りを求めない活動であり、ボランティア活動の報酬は人とかかわることによって得られる人間愛です。無償でボランティアに取り組む方々を愚弄した河村市長の発言は許せません。

 あくまで市長の報酬がボランティアというなら800万に下げたなどと威張るどころか無償でやるべきです。
 


≪河村市長の無責任な辞職≫
 リコール署名をしたことで、信を問われるようなことがある訳でもでもない中で、唐突に辞職を表明した、河村市長の姿勢は、無責任かつ私利的なものでしかありません。

 その上に責任をとって辞職すると言いながら、次の市長選挙に出馬すると言っているが、市政を私物化する以外の何物でもありません。

 市長としての責任感について、明快な回答が得られない場合、それでも辞職するというなら、わたし杉山も議員辞職すると共に、次の市長選挙で河村市長に堂々と対抗出場する意思を表明し、本会議場において議長に辞職願いをお預け致します。
市長、私が、議員辞職も辞さずにあなたの辞職をやめさせるべきと考えているのは、河村市長の姿勢は、無責任かつ私利的なもの以外何ものでもありません。
これでも責任を放棄して辞職するおつもりなのか聞かせ下さい。

≪最後に私の考えを述べさせていただきます≫

わたし杉山ひとしは、市長あなたが辞職をあくまでやめないのであれば、「市長と市議会の争い、どちらにもNOである、第三の声を代表して、議員辞職し、市長選挙にて戦います」


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