母子家庭の母に対する就業支援については、名古屋市では、平成16年度に母子家庭等就業支援センターを愛知県、豊橋市、岡崎市及び豊田市の中核市3市と合同設置するなどの就業支援事業に取り組んできました。
また、平成18年6月には、栄の中日ビル内に母子家庭等就業支援センター名古屋市相談室(通称ジョイナス.しかし、頼れる親族等が近隣にいない場合などは、母子家庭の母親は、子どもの学校行事や急な病気などにより、必ず休暇をとらなければならない状況にあります。
これは、ひとえに働きたくても子どものためにフルタイムでは働けないという現実があるからなのではないでしょうか。
平成18年4月から平成20年1月までの間にこの就業支援センターを通じて就業できたのは、160人ほどと聞きました。ジョイナス.ナゴヤを通じずご自分で就職活動をして、就職できた人はこの他にも大勢いるでしょう。 また、就職できた人の内訳については、パートなどの非常勤が約9割を占めるという状況だということです。
子育て中の親にとっては、在宅で収入を得ることが出来る仕組みがあれば、収入の確保と子育てとの両立が可能となるのではないでしょうか。
本市においても、母子家庭の母親向けに是非、在宅就労を支援する取り組みを実施すべきであると考えますが、いかがでしょうか。
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