青パトは、地域防犯活動の高まりを受けて、警察庁と国土交通省が協議をして、自治体や防犯ボランティアが使用できるよう道路運送車両法の保安基準を緩和し、2004年12月から使用可能になりました。この際、着脱式の青色回転灯の搭載も認められました。
こうした青色回転灯をつけられる車を所有する防犯ボランティア団体も、2004年末の102団体から、2006年末には3,645団体となり、2年間で約35倍になった計算となりました。
防犯ボランティアの活発な活動による犯罪抑止効果は、実にすばらしいものであると思いますし、今後も私たちのまちの監視役として頑張ってほしいと思います。
名古屋市では、安心・安全で快適なまちづくりなごや条例に犯罪の防止を盛り込んで、警察や市民と一体となって犯罪防止に取り組んでいますが、今後さらに防犯活動を活発にし、市民の不安を解消させていくためには、市民協働による自主的な防犯活動の拡大が必要ではないかと考えます。
こうした自主防犯団体には、例えば、パトロールを効果的に行うための情報提供や、人材の育成の支援などを警察や行政が行うことで、自主防犯団体の組織づくり、活動の支援を強化することが私は重要だというふうに思います。
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