防災対策の一番のポイントでありますけども、いつ起こるかわからない大規模地震に対して、市民の皆さんが防災意識をどれだけ継続して持ち続けることができるかということです。
多くの教訓を残した阪神・淡路大震災ですが、その中の一つとして私が注目したいのが、情報の混乱です。名古屋市で災害が発生した場合、市は災害対策本部を設置し、災害対策本部はいわゆる指揮本部であり、災害時の中枢機関として、区役所、消防署、そしてほかの地域からの応援部隊などを統制する拠点となります。
災害時には、この災害対策本部がどれだけ機能するかによって、名古屋市の運命が左右されると言っても過言ではないと思います。
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