議会質問
 緑区支所管内図書館の計画について 【平成19年2月定例会】
 現在、緑区は約22万人という市内一の人口で、東部地域に支所を設置する計画が進められおり、必要な公共施設の一つとして、支所管内図書館が整備されることとなっています。
 人口10万人超える支所管内、どのような図書館を考えているのか?  
 緑区民の読書意欲は高く、緑図書館の年間貸出冊数は平成17年度82万冊弱と、市内2番の利用数です。緑区に支所管内図書館ができれば、ますます大勢の区民が利用し、今まで遠くてなかなか行けなかった人も、図書館サービスを受けることができるようになります。
 各区の支所にある図書館は、延べ床面積800uくらいで、利用対象となる人口は最大で富田の7万人でした。緑区東部方面の支所管内は人口10万人を超え、図書館の利用対象としては、一般の区と変わらない人数が対象となり、図書館の本が不足し、市民の要求に応えることができないのではないのか危惧いたしております。そこで、緑区の支所管内図書館について、どのような図書館を考えておられるのか、お聞きします。
 市側『複合施設として一体的に整備、保健所分室の乳幼児検診時に合わせた
    「読み聞かせ」や「絵本の紹介」映画会開催など、他の施設との連携を工夫』
≪市の回答≫
 緑区の支所管内図書館は、地下鉄・市バスの交通結節点の一角に地域センターとして、「支所・地区会館・保健所分室・区民プラザ」複合施設で一体的に整備することとしております。交通結節点としての特長を生かして、バスの乗り継ぎなどの待ち時間に立ち寄りやすい工夫や、保健所分室の乳幼児検診時に合わせた「読み聞かせ」や「絵本の紹介」映画会開催など、他の施設との連携を工夫するなど検討して、地域の方々に親しまれる図書館を目指します。
 図書の不足は、他の図書館をネットワークで結び、取り寄せて貸し出しができるようにサービスの向上に努めたい。

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