議会質問
緑区東部方面地域センター(仮称)の建設について 【平成19年11月定例会】

人口増に伴う、地域の実情に見合う総合的な環境整備について質問をします。
緑区は現在、名古屋市の16区の中で最も人口が多く、今月でありますけれども、111日現在、223358人であります。なおふえ続けております。

一体的に施設整備ができないか要望したところ、市長答弁では、緑区の東部地域の行政拠点として、より効率的で効果的な施設となるように、支所、地区会館、支所管内図書館、保健所分室といった、各局連携の上で一体的に整備を行い、これからもきちっとやってまいりたいとの答弁をいただくことができました。

その後、この支所管内の4施設は緑区東部方面地域センターという−−仮称でありますけれども−−名前で一体的な整備を前提で検討が進められてきました。施設整備に当たり、民間事業者の提案競技の募集を実施するところまで来ました。

そこで、緑区東部方面地域センターの人口増に見合う施設規模と、そこで提供される行政サービスの環境整備に対する考え方について、施設整備を担当する市民経済局長にお尋ねをしたいと思います。


 市民経済局長より回答

 まず、整備の概要でございます。 緑区の東部地域におきましては、人口増加が著しく、市民サービス向上のために、区役所支所、地区会館、図書館、保健所分室を整備することといたしました。他の区の支所管内におきましては、それぞれの施設を個別で整備してきたものを、緑区に建設する東部支所等におきましては、従来にない行政拠点として、より効率的で効果的な施設となるよう、一体的に整備を進めてまいります。
 次に、施設の規模でございます。 施設の規模につきましては、他の支所管内施設を参考として、考えておりますが、四つの施設を一体整備することで、施設ごとに整備していた会議室やトイレなどを集約化することにより生み出された面積を有効活用し、実質的な面積増加の効果を図っております。また、単独館の整備に比べまして施設の全体規模も当然大きくなり、現在建設中の地下鉄駅前に立地することもあわせまして、緑区東部の拠点施設としてふさわしいものとなると考えております。
 さらに、一体的整備による効果といたしまして、施設相互の連携が行いやすくなることがございます。例えば、図書館が保健所分室の行う乳幼児健診時に合わせまして読み聞かせ会を開催したり、保健所分室が地区会館の実習室を利用して栄養相談を行ったりすることなども可能となります。このように、施設単体で提供していた市民サービスに比べまして、施設相互の有機的な連携により、よりよいサービスを市民の皆様に提供できるものと考えております。 施設の整備に当たりましては、提案競技を実施いたしまして幅広く民間事業者から計画提案を求めることにより、区民の皆様にとって親しみのある利用しやすい地域センターを整備してまいる所存でございますので、よろしくお願いいたします。


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