 鳴海駅前再開発ビルの駐車場を活用したパークアンドライドの導入について質問をいたします。
パークアンドライドは、なごや交通戦略においても重要な施策の一つとして掲げられており、地球温暖化防止策という観点からも、実効性の高い重要施策と考え、私も定例会の中で3回ほど質問いたしました。
名古屋市では、平成18年9月の時点で、パークアンドライド駐車場を市域全体で既に1,138台整備をしております。しかし、パークアンドライドの適地と考えられる鳴海駅周辺では、まだ1台も整備をされていない状況です。 |
| 鳴海駅前の交通拠点機能をさらに高め、地域の活性化を図れ |
現在、名鉄名古屋本線の有松駅では、市の認定・補助制度を活用した民間による商業施設駐車場で、パークアンドライドが実施をされており、利用者からも好評を得ています。
鳴海の駅は急行列車も停車をする、また名鉄本線の拠点駅でもあり、都市計画道路の整備、将来的には環状2号線の供用といった状況を踏まえると、鳴海駅前の交通拠点機能をさらに高め、地域の活性化を図るためにも、駅前広場の整備などとあわせ、再開発ビルの駐車場を活用したパークアンドライドにぜひ取り組むべきと思いますが、そこで質問をします。
鳴海駅前再開発ビルへのパークアンドライドの導入について、名古屋市としてどのように考えていらっしゃるのか、住宅都市局長にお尋ねをしたいと思います。 |
| 市側「鳴海駅はパークアンドライド導入が望ましい地区」 |
≪市の回答≫
議員御指摘のように、鳴海駅は急行列車の停車駅でございます。また、本市の再開発事業などにより、さまざまな交通基盤施設が整備され、今後、駅の利用ニーズが一層高まることを踏まえますと、本市といたしても、パークアンドライド導入が望ましい地区だというふうに考えています。
再開発ビルの駐車場を活用したパークアンドライドの導入については、駐車場の利用状況や、駐車場の管理者である再開発ビル管理組合の御意向等を踏まえて、今後検討してまいりたいと考えております。 |
