ペット飼い主のモラルの向上 【平成16年6月定例会】
 公園や緑道などを散歩していると、植え込みや道路のわきに犬の糞が落ちていることがあります。きれいに整備された公園や道路でも、糞が落ちているだけでそのイメージがダウンしてしまい、大変迷惑な行為だと思います。
 衛生面からみても決して好ましい状態ではありません。マナーの悪い飼い主が増えているのでしょうか、マナーを守って散歩をしている飼い主からしますと、心が痛むのと同時に非常に残念に思うところです。
 散歩中に街頭犯罪に目を光らせる 防犯愛犬パトロール隊が誕生
 さて、名古屋市の守山区で、地域の有志の方々が朝晩の犬の散歩をしながら街頭犯罪に目を光らせようと、本年2月1日に防犯愛犬パトロール隊の発足式が行われ、その活躍が期待されているところです。
 こうした取り組みと連携をして、ペットの糞対策ができないでしょうか、管理する側の飼い主がマナーを守らない飼い主を監視するようことができないものかと思います。
 犬の飼い主が、マナーの悪い飼い主に直接に注意することは難しいと思いますが、腕章や首輪などで無言の注意を促すことができ、効果的な方法と思います。
 飼い主がマナーを守らない飼い主を監視する制度を
 名古屋市動物愛護及び管理に関する条例では、動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止することを目的として、飼い主が違反した場合、周辺の生活環境の保全などのために必要な措置をとることができるとしています。また違反した者は30万円以下の罰金に処すされています。
 こうした条例を、実効性のあるものにする必要があると思いますが、ペットの糞による迷惑防止対策をどのように考えておられるのか、健康福祉局長のご所見をお伺いします。


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