職員の心のバリアフリー化が必要 【平成15年9月定例会】
 名古屋市では、平成6年度から15年度までの10年間を計画期間とする「障害者福祉 新長期計画」に基づき、障害者施設を積極的に推進しているところであります。
 また、4月からは、さわやか市民サービス運動を展開し、市職員の接遇改善運動を実施してみえますが、市職員の意識改革は本当に進んでいるのでしょうか。地下鉄の構内やエレベーターには視覚障害者の案内に点字版が見られます。道路やバス停付近の案内ブロックも設置が当然のようになってきているなど、ハード面の整備は進んできています。
 しかし、市職員の心の中に、視覚障害者の方への心構えができているのでしょうか。
 まず、市幹部職員の名刺に点字の刻印=写真=がされている職員がどれほど見えるのか、障害施策を担当している健康福祉局の幹部の方はどうでしょうか。点字刻印のしてある名刺が普及している部署もあると承知していますが、現在の普及状況についてお尋ねいたします。
 点字表示の名刺は市長、両助役、収入役すでに使用
≪答弁≫
 お尋ねの点字表示の名刺でございますが、市長、両助役、収入役はすでに使用しておりますし、また健康福祉局におきましては、局長以下障害福祉を担当する幹部職員につきましても、使用いたしているところでございます。
 小さな心構えの証として、全局的に取り組むことを要望
 職員の心のバリアフリーについては、市長をはじめ幹部職員はすでに取り組んで見えるとのことですが、小さな心構えの証としてほかの局長もまた、全局的に取り組んでいただくことを強く要望させていただきます。


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