鳴海駅前市街地再開発事業について 【平成15年6月定例会】
 鳴海駅前市街地再開発事業により整備される施設建築物の完成予定は、平成17年度末とお聞きしております。 そういたしますと、連続立体交差事業との完成時期(平成19年予定)に大きな時間差が生じることとなります。
 これでは地区の活性化への期待・盛り上がりを弱めてしまうのではないか、と心配しております。
 そこで、再開発事業として連続立体交差事業との連携という観点から、再開発ビルの完成後、速やかに立体交差事業完成させ両事業がスムーズに稼動する事が重要だと考えますが、今後どのように取り組みをしていこうと考えておられるのかを、住宅都市局長にお尋ねいたします。
 連続立体交差事業完成時期との時間差をできるだけ短縮するよう検討
≪答弁≫
 鳴海駅前市街地再開発事業につきましては、駅前広場等の公共施設整備とともに4棟の施設建築物を段階的に整備してまいる計画となっております。
 最初に建設いたしますD街区施設建築物につきましては、現在仮住居等をお願いしている方も多く、早期完成、早期入居の強いご要望をいただいているところでございますので、年内のできるだけ早い時期に着工してまいりたいと考えているところでございます。 着工後の建設期間は約2年間を要しますので、完成は平成17年度末を予定いたしております。
 また、当事業と関連いたします名鉄名古屋本線(天白川〜左京山間)連続立体交差事業につきましては、完了時期が19年度の見込みということでございますので、D街区の再開発ビルの完成と高架線への切替は時期的にずれが生じることが避けられない状況でございます。
 議員ご指摘のとおり、地区活性化の新たな拠点形成、交通結節点としての機能強化、再開発ビル等周辺地域との安全で快適な歩行者動線の確保等、整備効果を相乗的により高めるためにも、両事業の促進・連携はきわめて重要であるという認識のもと、この完成時期の時間差をできるだけ短縮するよう関係機関と共に検討を進めているところでございます。
 しかしながら、工事工程上の制約等もございますので、可能な限り時間短縮に努めながらも、両事業の連携という観点から、利用者の利便を阻害しないよう暫定的処置等を含めた柔軟な対応を図ってまいりたいと考えております。


inserted by FC2 system