緑区東部における支所の整備スケジュール 【平成15年11月定例会】
 緑区東部における支所の「整備スケジュール」についてお尋ねいたします。
 当該施設は、当初、住民票や証明書類の発行などを行う行政サービスセンターとして、位置づけられておりましたが、その後、支所とほぼ同様、業務を行う行政拠点施設へ、位置づけが変わりましたが、いずれも、この施設は支所と異なり所管区域を持たないものでありました。
 その後、この施設で取り扱う業務は、支所業務の拡充の検討と併せて考えていくことになり、区役所に近い業務内容を取り扱う支所として位置づけられるようになりました。
しかし、支所の設置については、平成12年度末に用地取得がされたものの、今年度当初予算において、所管区域設定のための調査費が計上されているだけで、遅々として進んでいないのが現状であり、ここまでみちすじ道筋が整備されてきているのに、早期に着手しようとする意気込みが感じられません。
 用地取得後 遅れている支所建設、いつまで待てばできるのか
 区民の皆さんは、支所の建設を10年以上も前から強く要望しており、1日も早く支所の完成を待ち望んでおります。
 そこで、今年の7月には緑区公職者会及び区政協力委員会からも、直接市長さんへ支所の早期建設を求める要望書を提出し、地元の住民の方々が現在、緑区役所=写真=を利用するに当たっての苦労や、支所建設についての要望の強さについて説明をいたしました。
 今までの建設に向けての取り組みが遅れた分を少しでも取り戻すために、建物の設計を短期間で完了させるなどの工夫をし、1日でも早い支所の完成を要望します。
 この住民の要望を踏まえ直ちに実施設計に取りかかるのか、また、支所の完成はいつになるのかを、市民経済局長にお尋ねします。
 平成15年度中に支所の所管区域の設定案を作成し、地元住民に説明
≪答弁≫
 緑区東部における支所の重要性につきましては、十分に認識しているところでございまして、平成15年度中に支所の所管区域の設定案を作成し、地元住民の方々へ説明を行って参りたいと考えております。
 本市の財政状況は大変厳しいものではありますが、支所の建設を待ち望まれている緑区東部にお住まいの方々の要望を真摯に受け止め、速やかに建物の設計、そして建設へと進めて参りたいと考えております。
。現在の緑区役所は、市内全域から比べても一番不便な行政拠点
 緑区東部における支所の建設については、長年の緑区民の要望であります。現在の緑区役所の位置は、名鉄名古屋本線で分断された地域にあり、市内全域からしても一番不便な行政拠点となっております。
 人口も市内で2番目に多く、地域面積においても2番目に広い行政区です。その分多くの方が不便を感じております。一日も早く、この不便さを解消していただくことを、強く要望します。


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